従来の歯科治療は、悪くなって、痛くなってから治す、「削って」「詰めて」「かぶせて」「抜く」作業が中心で、悪くなった原因にはあまり取り組みがなされていませんでした。その結果、治療したところがまた悪くなったりして、何度も同じ歯を治療することになってしまいます。 残念ながら、これでは自分の歯を一生守ることはできません。
そのため、当院では自分の歯を守るため、予防・管理(メインテナンス)を受けることをお勧めしています。
また、『皆様の安心のために行っている事』として、下記の6項目を重視した診療体制で皆様をお迎えしております。
レジン充填 (歯科用プラスチック) |
5.4年 |
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インレー(小さい銀歯) | 5.4年 |
クラウン(大きい銀歯) | 7.1年 |
ブリッジ (3本以上の銀歯) |
8.0年 |
平均 | 6.4年 |
これは私達が患者さんからよく質問されることですが、右記のような統計が学会で報告されています。統計によると、どのような治療をしても平均6.4年しか持たないということになります。
だいたい一本の歯は平均4回しか再治療できないといわれていますので、最初に治療してから何回も再治療していくと平均25.6年しか持たないことになります。
ですから、当院では「悪くなってから治療する」のではなく、「悪くならないように予防する」ことに取り組んでいきたいと考えています。