院内感染防止のため、清潔な治療環境を提供する事が、医療機関として当然であると同時に、最重要項目であると考えています。
当院では患者さまの口腔内に入る診療器具、歯を削るドリル類の器材など、完全滅菌したものを使用しています。下記に具体的に取り組んでいる感染予防対策を紹介いたします。患者さまには、安心して診療を受けていただければと思います。
のむら歯科医院では患者さんのお口の中を拝見する際には、ディスポーサブル(使い捨て)歯科用グローブ(手袋)を患者さんごとに交換してしています。
また、グローブをする前後には、専用薬用石鹸、即乾性擦式手指消毒剤で手洗いをし、使い捨て紙タオルを使用しています。
その他使い捨て製品には、患者さん用紙エプロン・紙コップ、麻酔の針、麻酔液などがあります。
使い捨てにできない器具は超音波洗浄機で洗浄し、高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)、小型高圧蒸気滅菌器(プチクレーブ)を使い、121℃の蒸気で20分間かけて完全に滅菌しています。
そして滅菌後の器具を、そのキレイな状態で保つため、滅菌パックに保管しています。
また、歯を削る器械(タービン、コントラ)、歯石をとる器械(エアスケーラー)、歯を削るドリル(バー)も滅菌消毒済みを患者さんごとに交換しています。治療に使う治療用薬液なども患者さんごとに用意しています。
そのため、当院の診察台にはほとんど何も載っていないのです。唯一置いてあるのは綿の入った容器とその隣の専用ピンセットです。
お口の中や他のものを触ったピンセットを通じて、綿が汚れてしまうことを防ぐため、この専用ピンセットが必要なのです。
診察台や歯科用小型器械などの設備も患者さんごとにオスバン溶液という専用の消毒液で清拭しています。
のむら歯科医院では、以上の対策により院内感染の防止に細心の注意をはらっています。